「Endless SHOCK」を観に行ってきた越岡担の感想

shock2019

2019年もありがたいことに
「Endless SHOCK」が上演されることになり、

更にありがたいことに
チケットも入手でき、観劇することができました。

私の場合は(事務所経由では)ふぉ~ゆ~枠一本で
先行抽選に応募させていただいております。

その他に
クレジットカード枠も応募していて、
こっちはどうやら
今回落選だったようです…残念…。
(発送を以て当選に代えさせていただきます的なシステムだけど…発送されていない…)

普段はあまり他のファンの方と交流できない理由もあって
通常は妹と行くのですが、
(FC枠は自分名義しか持っていないので…2枚しか取れない…)

昨年、母が非常にうらやましがった為
クレカ枠も導入してチケット争奪戦の戦場へ赴きw、
母も帝劇に連れて行くことができました。
それが今年は…ごめんなさいお母様…という状態なので

FCの枠を増やそうかどうか思案中だったりします。

ここからは、
公演内容に関するネタバレ要素を含んでおります。
「作品は外部情報を入れずに観る派」の方には
適さない内容を多数含んでおりますので、
ご留意いただけたらと思っております。

波に揉まれるわたし(観劇当日)

妹は勤務先から直行するとのことで、
自宅にいた私とは現場(インペリアルシアター)で落ち合うことに。
2月22日、金曜日の夜でした。

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私は落ち合う前に
グッズを買ってから行く、と
妹にトークアプリ経由で伝え、
グッズ売り場に行って…お客様という名の波に揉まれ…

あれ、毎年こんなんだったっけ、
わりとスッと買えたような気がしたんだけど…などと思いつつも
もぞもぞと列に並び、

ステージフォトの番号や
欲しいグッズをスマホにメモして、
(用紙に記入してから行こうと思ったものの人が多くてその場に到達できず…ステフォ大人気でした…)

対応してくださる係の方に
パンフレット購入の際に松崎さんの追加ページ(?)をいただきつつ
波の中から脱出いたしました。

失礼ながら、耳に入ってくる会話を
聞かせていただいていたら、
本当に多岐に渡る趣味の方が
SHOCKを観にいらしているのだなあと…。

ミュージカルがお好きで
光一さん美波里さん以外の方を認識できないのよ~と仰る方、

明らかにTravis Japanがお好きで
ジャニーズJr.にお詳しそうな方、

私のように(無言ではありましたが)
ふぉ~ゆ~担でステフォを買い漁ろうと人波に飛び込んだ人間、

など
聞こえてくる声は様々で
これこそがSHOCKなのだろうな、と感じました。

 男性率も低くはあれどお見掛けするし、
年齢層も幅広いですよね…。

客席を見渡し、
妹の姿を見つけて隣に座る。
戦利品を取り出し
ちょこっと妹に見せたりして
日常会話などしていたら…

オーケストラピットの辺りから
音出し(中高の吹奏楽レベルだとそう呼んでいたが…プロの方はどう呼ぶのだろう…)が始まって

ちょっとずつ、
開演時間が近付いていることが分かり
こちらの高揚感もどんどん上昇していきました。

さあ、SHOWのはじまり…の前に

まだ公演中なので
内容を詳細に記入することは控えようと思うのですが…。

今後の公演にご迷惑がかからないレベルで
感想を書いていこうと思います。

まず、書いておきたいのは
私は越岡裕貴さんのファンである、
越岡担である、ということです。

www.oricon.co.jp

。・゚・(つД`)・゚・。

ダンスや殺陣がものすごい作品だから
怪我とは隣り合わせなのだろうなあと感じていたし、
越岡さんがやらずとも
いつか他の誰かが、という
状況下のできごとなのだろうなと思った。

推しが怪我をした、
…というのは
初めての体験でした。

長らくヲタ活をしているけれど、
今まで遭遇したことがなかった…。
 (持病があるパターンはあったけれども)

代役として引き受けてくれたのが、
同じふぉ~ゆ~のメンバー、松崎祐介さん。
ザキさん。マツ。

あんまり呼び捨てというものに慣れていなくて
マツって書いただけでなんだか照れくさくなったのでw、
ザキさんと呼ぼうと思う。

この話は
最後のほうにぐわ~っと書きます。

先に言っておくけれど、たぶん長文なので
ご留意いただけたらと思います。

キラキラのどんどこ

記憶力がアレなので
昨年と比較することすら
ままならない人間ではありますが、

昨年より
パっと舞台上に目をやった時に
キラキラしているというか、
華やか、煌びやかというか
そういう視覚的な変化を感じました。

全体的に光源が増えたのかな…と思っていたりします。
綺麗でした。

異世界、異空間を
これから見せたるでー、という感覚。

そして音。
音がすごかった。
オーケストラの厚み。

オケピ設置と
オーケストラの方の数を増やした、とのことで
それがガッツリ反映されていましたね…。

人様がその場で音の出る楽器を使い
旋律を奏でる、
ということの意味は
明確にあるというのを個人的に知っているので、
(学生時代ですが…ちょこっとだけ楽器を触っていたもので…)
やっぱりオケピがっつりの
舞台作品、いいなあ、と感じました。

オケピ設置してあると自分が楽器を吹きたくなる。

ちなみに担当は
どマイナー楽器のユーフォニアムでした。

各々のみなさまへの感想

光一さん。コウイチさん。
今年のコウイチさんは
昨年よりどことなく情緒的というか、
感情を強めに出しているような印象でした。

そして…ご本人的には
納得のいかない結果、ということになってしまうとは思うのですが

私は「初めて遭遇した…!」という感激があったので
あえて書かせてもらう。光一さんごめんなさい。

歌詞を飛ばした。
(あれが演出じゃないのであれば)

私は
このCDを購入して所有しておりまして、
機会があるたびに聴いていたのですが…。 

たぶん「Dancing On Broadway」だったと思う。

いつも私の聴いているCD上では歌っている、
そういう認識でいたところに
歌声が聞こえない数小節、があった。

あれ、これって…もしや…と思いながら
舞台の様子を見ていたら、
もう一度、同じメロディーのところで
歌声が聞こえなかったように感じたので
(これは私の認識違いかも…)

これは今年からやっている演出なのだろうか…わざとボーカルを抜いて観客に何かを考えさせるような演出になったのだろうか…二度やったから意図的な可能性もあるんだよな…でも…それとも打ちひしがれ事件のようなことなんだろうか…それなら私初めて遭遇したことになるぞ…すごい場に居合わせてるなわたし…けど演出なのかなやっぱり…

…と、頭の中がぐるぐるいたしました。
演出ということにしておこうと思います。

三度目の同じメロディーのところは歌っていたけれど
演出ということにしておこうと思います。

 フォーメーションが変わり後ろに下がったコウイチ氏がふぉ~ゆ~界隈の方たちと微笑まれていたことも含めて
演出ということにしt(以下略

フライングも、いつも
「うわあ…°˖✧(⁰▿⁰)✧˖°」と思いながら
拝見させていただいていて、

 今回も
とても美しくて、力強くて、
儚くて…文字で形容しきれない沢山の感情が
自分の中に湧き起こりました。

コウイチ、という人の人生を
堂本光一という役者が
振り返りながら私たちに見せてくれている、
というような気持ちになった。

今年も素晴らしかったです。

内博貴さん。ウチ役のヒロキさん。

歌い方が変わった。ような。

私は2017年の
梅田芸術劇場で上演されたSHOCKを観ているのですが、
その時もライバル役が内さんで

私の記憶上は…印象を簡潔に書くと
ボーカリストのようなシンガーのような、
後ろにバンドを従えると映えるような、
全体的にそういう歌い方に近かったように思うのですが

今回、
「Don’t Look Back~」の歌い方が、客席にぶつかってくる感じがして
グイグイ伝わってきましたよ…言葉で表現できない何かが。
以前もそうでしたが、パワーアップした感じで。

他の曲では違う歌い方だったりもするし、
台詞の言い方も…
ウチさんのだめんずライバルっぷり(←絶賛しています)を
分かりやすく観ることができた、そういう感覚がありました。

そこがはっきりしたことで
周囲の困惑している様子がさらに分かりやすくなったような。

個人的に
殺陣のシーン…好きなんだよね…内さんが刀をダイナミックに振り回すのがハマっててさ…個人的には長刀バージョンがすきなんですけどね…(性癖全開

いつも私の推し(A.B.C-Zやふぉ~ゆ~)と
絡んでいる時の内さんとはまったく違うのでw、
見事にほだされて好きになりそうになりました。不埒。

私たち姉妹の間では
「前田美波里さんが舞台上でいちばんイケメンなんじゃないか説」というのがあってw、
今回もイケメンでした。美波里さん。

失礼ながら年齢を知って更に驚愕。
立ち居振る舞いが洗練されていて、かっこいいですよね…。

一方でリカちゃんのママで劇場オーナーで、
そのあたりの包容力の表現がとても好きです。

可愛らしくもあってお綺麗でもあって、
そういう女性は素敵だと思うし密かに憧れているのでした。

福ちゃん。フクダ氏。

私の座っていた辺りの席が
福ちゃんファンの方にとっておそらく良席だったのではなかろうか。
センターよりもちょっと下手側。ちょこっとだけ。

ほんの少し後ろのほう(生まれて初めて「中席」という不思議な席に座った…)
ではあったのですが、
福ちゃんの目線がビュンビュン飛んできました。
目が合いました。
きっと彼は
私のことを好きになったのだと思います(なりません

上手のはじっこが
他のお客様の頭で見えないアングルだったので、
下手寄りの方がとてもよく見えていたんですよね…。

気持ちの良い緊張感(?)を以て臨んでいるのが分かったし、
気合いが入っていてかっこよかった。
コウイチさんの右腕感がものすごかった。

普段の先輩後輩の関係ではなくて、
同等に近い感じの中での右腕っぽさが、なんだか良かったです。

…ところで
バルコニー(でいいのかな)のシーンで

帰り際、
コウイチさんに話を振らなかったのは意図的なのだろうか…。

確か昨年はそういうシーンがあったように思うんだけど、
…演出ということにしておこうと思いますw

松崎さん。マツ。ザキさん。マツザキさん。

まず初めに、
本当にありがとうございます。

…と、言いたいです。

何が、と申しますと
もちろん
越岡さんがお休みしている時に
舞台に立ってくれていること、です。

こしおさんがケガで出演お休み、と聞いた時に

代役をたてるのか、
それとも演出を変えるのか、
…など、ファンの側にも
様々な思いが巡りました。

代役を立てた場合、
…松崎さん以外は嫌だ、というのが正直あった。
(一介のふぉ~ゆ~担目線なので…ご許容いただけると嬉しいです…)

例えばザキさんに他の仕事が入っていて
違う誰かが演じたら、私はどこか納得しないまま
妙な気持ちのまま観劇していたと思う。

松崎さんに無理やり代役で入って欲しかった、
というニュアンスではなくて
あの役をやるには
それなりの経験が要る、と感じていたし
それなら誰がいるんだろう、となると
やっぱりザキさんを頼りにしたくなってしまう、

という
余計にタチ悪いニュアンスでしたね…ごめんね…w

コシオカさんお休みなので出てくれた
マツザキさんですが、

超マツザキ風味ではなく、
(それならトゥクス感がもっと出ているはず…w)
かと言ってコシオカ風味でもなく、
(微量は入っていた気がしている)

ちょうどいいと感じた。

「中庸」みたいな、ああいう感じがした。
ザキさんできる子。

ふぉ~ゆ~の宝。

本音を言うと
YOUもっとマツザキ色だしちゃいなよ、と
思わなかったわけではない。
ザキさんの良さ、というものもあるから。

でも
「代役」として出演するにあたって

観客、ファン、
越岡さんご本人、
演出、
いろいろ…嫌な思いをさせないように、
考えたのだろうなと思う。

私は
ザキさんがやると決めてそうしていることなら
そういう答えを出したのだな、と
私も中庸の感覚を以て観劇したいと思ったし、

実際に
それを明確化して見せてくれた松崎祐介という人を、
とてもとても尊敬するし
いとおしいと思う。

本当に、ありがとう。

マツザキ役、最高でした。

…ごめんね…越岡担だから
どうしてもこの件は長くなるんだ…ご理解とご協力をお願い申し上げます…。

梅田彩佳さんは、
…実は推し(非ジャニ、十数年前から応援している別ジャンルの方)と
某動画配信番組で共演なさっていたので、
以前から存じ上げていて…。

機転の利く、
気丈なお嬢さんという印象を抱いておりました。

なので
リカ役に梅田さん、と聞いた時に
あのカンパニーに合いそうだな、と思った。

一方で
あの男子校風味な環境だと
無理してしまうのでは、というような感覚もあって
部外者ながらも
親戚のおばちゃんのような気持ちで拝見していた…w

ダンスも歌も上手いという印象が以前からあったので、
スキルの安定感、と言いますか
リカ、という人物の可愛らしさや
依存心の強い部分、
エンディングにつれ気持ちが変わっていく様子、
みたいなものがしっかり届いてきたので、
とても安心して拝見できました。

気付いたら、感情移入していました。

その方のお芝居が
作品の熱量と合っていないと感情移入は難しい、
と個人的には思うので
(例えば、出演者全員の熱量が最初から最後までものすごい作品だと観る側が「お、おう…」ってなることもあるよね…バランスというか抑揚というか…)

今年は特に
感情を揺さぶられるSHOCKだなあ、と感じました。

演出の緩急に見事に持っていかれた…。

寺西の拓人さん。

以前からの傾向だと
そのポジションって同じグループの方が
シンメでやるような感じがあったけれど、
そうですか…今年はそうきましたか…とニヤニヤしていました(こわい

寺西さんは、
拝見するようになってから
その物怖じしない(ように見える)雰囲気や
日頃から先輩をいじってくれるw懐の深さ、
立ち居振る舞いの素敵さがあったので
こうなったのは当然っちゃ当然なのかもしれないけれど、

…何もしないでここにいられるわけはなくて、

 今までやってきたこと、頑張るために使ってきた時間が
その役を連れてきてくれたのだと思う。

これからも
越岡さんをはじめ
(秋頃…ご一緒なのかな…そうだといいな…)
先輩方をかまって差し上げてもらえると嬉しいしw、

寺西さんには寺西さんの良さがあるので
どんどん活躍してくれるといいなあと思っていたりします。

海斗さん、元太さん、如恵留さん。

昨年のえび座(ジャニーズ伝説)以来でした。

今までは
SHOCKでだけ拝見するような感覚があったけれど、
(のえるさんも前からいたような気がしていたけれど…初めてだったんだよね…)

最近は
推しが増えたことで別の場所でも拝見できたり
YouTubeでいろいろなことにチャレンジしている様子を見たり、
この一年くらいで
よくお見掛けするようになった、という印象があって

その中でのSHOCK観劇。

本当のお気持ちは
私にうかがい知ることなどできないけれど、
なんというか、
お忙しいながらもいろいろやり遂げてきた経験が
きちんと身体に入っていて
その端々がSHOCKというお芝居に出ていた、そういう気がしました。

いつのどのシーンが…という表現ができないのが
私という人間で…本当にごめんなさい…

以前より精悍さが増したように思ったし、
ちょっとした時の表情や声色や間のようなものが
私の知る中では前よりバリエーションが増えていて
その中から選択して表現できているのかも、
…という妄想の感想で申し訳ないのですが

その場の感情とはまた別のところで
余裕のようなものを得始めている、ような。そういう。

あああああ語彙力と表現力…私のほうこそバリエーション増やせよって感じになってしまった…泣

あの様子だと、今後も
きっと、他の場所でもお見掛けできるようになりそうなので
その時を楽しみにしています。

パーカッションの石川さんも、
あの広い舞台で作品のひとつ、ひとりとなっていた
アンサンブルの方たちや
 裏で動いていたであろう各所スタッフの方たちや
私がグッズを買う時に応対してくれた方、
劇場の安全を配慮してくれた方…。
(私の前の席で幕間中に持ち物について係員の方が観客に言葉をかけられていて、
おそらく公演中に「あの辺にそういう人がいるな」と把握なさっていたのだろうなあと…)

舞台の上で実はたくさん活躍していても
あまり凝視できなかったりすぐハケてしまったり、とか
こちらからは
姿を見ることがなかったりする立場の方もいるかもしれないけれど、
ちゃんと「見えた」気がしています。

あの作品を拝見したら、見えました。

普段から
見えないものを強く信じているわけでもないのですがw、

舞台は生きているというか、生ものというか、
あの大きなフレームの中から
目に見えない熱が発信されている、のは分かる。
そしてSHOCKは熱量ハンパない。

…熱といえば、
気のせいかもしれないんですけど

あの数十分間にも及ぶ殺陣の前に
妙にエアコンが効いて(スモークとかの効果方面かもしれないけど)
劇場内が涼しくなる気がしています。
最初はちょっと寒いかも…と思うんだけど

最終的に
演者さんたちの熱量で館内温度が上がるのか
夢中になって観ている自分が熱を放出してるのか、
気にならなくなるんですよね…あれ不思議で…。

余談でした。失礼しました。

越岡担としては
こしおさんのことを書こうと思ったんだけど、
別の記事にしようと思います…今回も長文が過ぎました…。

観てから結構な時間が経とうというのに
まだ全然SHOCKの余韻が抜けていないし、
あの時の瞬間瞬間を思い出すと
楽しい気持ちになれるし、

たぶん思い起こせば
湯水のようにその時のことが出てくるんですけど、
この辺りで…やめておきますね…だめだ言葉が止まらん…w

まだ公演は続いているので、
帝劇の千秋楽まで
あの作品に関わっているすべてのみなさまが
充実した活動ができるよう、
心から願っています。

座長の堂本光一さんをはじめ
あの作品に関わるみなさま、

私に
素晴らしい数時間をくれて
たくさんのことを想わせてくれて
楽しい時を過ごさせてくれて、

本当にありがとうございました。

そして
この長文を読んでくださった方が…もし…おられましたら
感謝しかありません…主観的な言葉ばかりで恐縮です…。

ありがとうございます。
懲りずにまたあそびに来てくださいね。