ストーカーを自分で誘発してしまった後悔の念を懺悔しに来た

どうもどうも、rieslife_ebi4u(リエ)でございます。

みなさま、春は好きですか?
私は春になると落ち込むことが多いので
正直なところ、苦手だったりします。
(花粉症が目にくるのでそれもつらい)

おそらくこれはトラウマみたいなもので、
人見知りの私にとって「新学期」というものに
失望し続けた学生時代を過ごしたから、なのかもしれないな…。

ちょうどこの時期、そうですよね。
子供ながらに気を張って、
新しい人間関係に戸惑いながら過ごす時期。

今でこそ
コミュ障の権化みたいになっていますが、
私は初対面のほうがどちらかというと得意で
でも、
その時に発揮した愛想の良さが続かないのが難点だったりします。

よくよく考えると、
最初の頃は「我慢」してしまうのですよね。
相手に合わせ過ぎて。

で、それをキープできずに
相手から失望されて距離を置かれてしまう。

もしくは、その環境で一人になりたくないからという理由で
相手が無理に付き合いを続けようとしてくる、とかね。
(古い体質の環境だとそれは普通に行われていたりする)

「春」という話からは随分と逸れてしまいましたが、
そういう自分の特性が裏目に出たというか
自己防衛できていなかった自分への戒めというか、
ふと、思い出したことがあり
それを書き記していこうと思います。

フリーター時代

20代の頃、同じところでずっとアルバイトをしていた。

ざっくり説明すると印刷業界で、
印刷したそれをあれこれするという仕事だった(?)。

都度、募集される短期アルバイトさんと
一緒にやることが多かったその職場で一度だけ、
私を含めたその時の同期が仲良くなったことがあった。

短期バイトさんたちの契約最終日に飲み会をして
カラオケに行って
解散する前に連絡先を交換し、
その際に当時HPを持っていた関係で私は名刺を持っていたので、
その名刺(なぜか住所も入っていた…)を
みんなに配ったことがあった。

…もうその住所には住んでいないからいいけれど、

今思い返すと
ちょっと怖いことをした。

大学生

その短期バイトさんの中に大学生がいて、
その男性に私は妙に気に入られた。

話によると
某有名私立大に在学中で、
来年卒業したら故郷のある他県(東京からだと800kmくらい離れているらしい)に戻る、
というようなことを言っていた。

…今ではそのようなオファーもないですがw、
その大学生は、
20代半ばの私に
異性として見ているようなニュアンスの言い回しを何度もしていた。

ただ、当時の私はおたくの活動に夢中で
過去の経験から
男性には懲りたと思っていた時期だったので、
正直なところ嫌だ、と思っていた。

京都に行くのに忙しかった。
センチメンタルロマンスの旅へ。
(きっと分かる方には分かる)

そういう気持ちはないというのを会話に交えつつ、
向こうも向こうで
それ以上の何かをしてくるわけではなかったので、

単に異性として言葉のやりとりをして楽しみたかっただけ、とか
本人にとって私はおばちゃんだし
こんな場末の印刷会社で
(その後移転してもっと場末に行ってしまったので通えなくなった…)
バイトしてるような女だと思って
ちょっとからかいたかっただけなのかもしれない、

そう当時は思っていた。

有名私大卒(見込)の人間が
私など相手にするはずはない、と。

そして異性として
好みではなかった

顔があまり好きではなかった(ひどい

顔って大事だと個人的には思っていて、
私の言う「顔」は「イケメン」という意味ではなく
「面構え」という意味だったりする。

パーツや顔面の大きさや肌質などはどうでもよくて、
(ついでに言うと身長や体型も)
ちょっとした時の表情で嫌な印象を受けた、
なんとなく不快だな、と感じた人とは
深くかかわらないようにしている。

ほぼ、それは当たる。

やっぱりそうだったか、といつも思う。

その大学生にも、ちょっとだけそう思った。

そう思ってしまった以上、
友達としてすら関わることはないだろうと感じた。

どんなに頭が良くても、話が上手くても
私には響かなかった。

その後

短期バイトさんの契約期間も終わったし
もう関わらないだろうな、と思っていたのもあるし、
ちょうど携帯電話会社(キャリア)を
替えようと思っていたこともあって

当時MNPなどという制度はなく、
キャリアを変えれば電話番号は変わることになり
短期バイトさんたちに渡した名刺の番号は使えなくなった。

…その大学生は、私の自宅に来た。
たぶん。

その契約期間から数ヶ月経ったあたりだと思う。

その日、
私は出掛ける前に母とケンカしてしまい
とても不機嫌な顔をしながら、
自宅のあるマンションの3階から階段を降りていった。

2、3歩出たところで
私に近付いてくるひとりの男性が視界に入った。
私はその時、精神的にパンクしそうだったことや
バスの時間に間に合わないと思い急いでいたこともあり、

鬼の形相をしていたであろう私は
そのまま歩いてバス停へ向かっていった。

本人の方を向く、目をやる、ということは一切しなかった。

知り合いに若い男性などいなかったから
私に対してではないだろう、とも思った。

私の勘違いかもしれないので何とも言えないんだけど、
明らかにマンションの住民でもない若い男性が

階段の出口で待っていた、

他に誰もいない空間で自分に声をかけようとする、

自分より若い男性の知り合いはいない、

住所を知っている、というあたりで
…あれはもしかして、と感じた。

それっきり音沙汰はなかったので、

たぶん私が
彼に対して過去見せたことのない鬼の形相が
エンドレスにショックだったのかもしれないな…w

20代の私は無知すぎた

20歳を過ぎてしばらく経って、
会社員経験もアルバイト経験もして
自分では社会で色々経験してきたと思っていたけれど、

世間のこと、というか

「いろんな考え方の人がいる」、という認識が薄かった。薄すぎた。
周囲のことを信用し過ぎていた。

住所を知っていても
せいぜい最寄駅を認識してくれるくらいだろう、
…と、思っていた。

見た目(ぼーっとして体がデカい)と口の悪さが
アウトな意味でギャップになっていて万年非モテだったから、
相当に油断していた。

世間一般からはそう思われていたとしても、
一部の人にとっては
変な刺さり方をすることもある、と
知ることができた。

どの世界にも変わった人はいる。いた。

本音を言ってしまうと
そういう経験から「自衛」を強くしていくと、
とても苦しい。
もっと好きに生きていきたい、と思う。

でも油断していると付け入られてしまう。

なぜ何もしない側が
何かしてくる側のために骨を折らなければならないんだ、と
納得いかない気持ちが私にはあります。

もっときついことを言うと、
度を超えた相手への一方的で直接的な行動は
「加害」なんですよね。

相手を攻撃していることになるんです。

気の置けない相手へのサプライズ、
というのなら分かる。

でもこの場合、大学生は私の住所などを知っていたけれど
私その大学生のこと全く知らなかったですからね。

「話をしたことのある短期バイトさん」という認識しかなく、
いつ「気の置けない」間柄になったんだ。

こういうちょっと暖かくなってきた時期に
起きた出来事で、
トラウマのような感覚と
春が苦手だというのが相まってふと思い出したので、

懺悔というかデトックスというか反省というか
いろんな思いを込めて
書き記しておこうと思います。

心もですが、私の場合は
身体のデトックスが必要なようです…

健康診断もひっかかったし…

まずは肥満の解消に取り組んでみますかね…。