舞台「赤と黒 サムライ・魂」を観てきました

ブログ更新の期間がかなり空いてしまったrieslife_ebi4uです。
みなさま充実したオタ活ライフをお過ごしでしょうか。

これからイベントごとが増えるにつれ
気温も比例して高くなっていくので、
熱中症などご自愛くださいませ…。

ふた月近く更新が空いてしまった弊ブログですが、
これでも推しに動きがあるたび
何か書こうと思いはしたのです。

したのですが…思い浮かばなかった。

あまり楽しい話ではないのですが
絶不調で思考停止していたというのが本当のところでして…。

更新頻度が著しく不定期なブログではありますが
お時間が可能な時にでも
また遊びにきてくれると嬉しいです。

舞台「赤と黒 サムライ・魂」とは

【ネタバレにご注意ください】

ここからの記事はネタバレ込みの内容になっておりますので、
ご了承の上で閲覧いただくか
別ページへの移動をお願いいたします。

www.samurai-stage.jp

最初の発表では
…私の推しが世界のミフネになるはずだった(違

あの、とある有名な映画作品がモチーフとなり
舞台化される、などと聞いていたのですが
大人の事情で
役名・内容などが
なかなかに変更された舞台作品になった、とのことで。

個人的には、非常に期待していたので
「その部分」に関してだけ、残念だと感じた。

もちろん、役者さんやスタッフさんには
何ら落ち度はなくて、
見方によっては被害者なのかも、などとも思う。

でも諸々大変だったであろうことをおくびにも出さず、
全力で演じて下さったのは観て即座に分かった。

そのために
裏方のみなさまが動いてくださっていたからこそ、

私は
とても楽しく観劇することができました。
ありがとうございます。

簡潔に言うと、
映画「七人〇侍」っぽい舞台作品です。

一介のファンが
ブログでこのように発言するくらいは許してほしい。

大阪公演と愛知公演がこれから控えております。
当日券も出るようなので
興味をお持ちの方は、よかったから観てみてほしいです。

役者さんがとても魅力的だし、
圧巻の殺陣シーン、めっちゃおすすめです。

というわけで

というわけで、
私は東京公演の楽日に観てきました。サムライ。

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里見浩太朗さん、年齢を知るとびっくりするよね。

役柄的に隠居したおじさま、
ということもあって
そういう感じのゆったりした動きをしているんだけど、

ちょっとした仕草が、まさにサムライ。

たとえば腰に鞘に入った刀を差す時とか
メリハリがきいていて、
しかも一方で
スッと自然に日常の動きであるかのようで

あああああああ…私が幼い頃から見ていた里見さんだ…と
いたく感動しました。

私の母が時代劇好きでして、
ずっと里見さんご出演作品を拝見していたこともあって
今回、舞台を一緒に観ることに。

私が幼い頃は
地上波の再放送で
水戸黄門とか放映していましたよね、

あれを一緒に見ていたし
(助さん役のほうも黄門さま役のほうも)
最近も
BSで里見浩太朗さんを拝見していたので、
(今は松平右近だったかな、日記シリーズの時もあったような)
これは喜ぶんじゃないかと思いましてね…。

実際、里見さんや
出演されているスターを拝見できて、
母はいたく喜んでおりました。

それもこれも

それもこれも、
私の推し、ふぉ~ゆ~越岡裕貴さんが
里見浩太朗さんと共演する役者さんでいてくれる、
ということが
相乗効果につながったというか。

こっしーが積んできた研鑽があって、
経験値の高さがあったからこそのキャスティングがあって、

私は
母に舞台を観てもらうことができたのだな…と
しみじみ、思っていたりします。

母がようやく越岡さんのことを認識してくれました。
(ふぉ~ゆ~の中でごっちゃになってしまっていた…)

母「あんたの推しはどっち?」
(母はなぜか越岡さんと福士さんだけがジャニーズの方だと即座に理解した)
私「ポニーテールのチャラ男のほう」
母「そうか、ようやくわかった」

…というやりとりがありましたw

ざっくりと感想など

本当にざっくりで恐縮ですが、
思ったことなど書いていこうと思います。

里見浩太朗さんは、先に書いたように
私にとってはスターだし
直接はそう拝見できる方ではない、ということもあって
今回お会いできるのを
本当に楽しみにしていました。

さすがスター、
決めどころの安定感というか
ここぞという時の安心感というか、
「おれは大物だぞ」という感じを
ご本人の意思から醸すことはないのに
自然と経験量がそうさせてしまうというか…。

軍勢を引っ張っているつもりはないのに
(みんなで頑張ろう、という感じなのに)
気付いたらリーダーになっている、
そういう感覚が私の中にありました。

一方でチャーミングでもあって、
とても素敵な方だなと思いました。

京本政樹さん。京さま。きょもぱぱ。
あの流麗さを拝見できるのは本当に貴重だなあと思い
観劇にのぞみました。

序盤、見せ場というか
ちょいちょいしか登場なさらなかったので
ちょっと肩透かしを…と思っていたのですが

最大級の見せ場が待っていたとは。

「見せる」というより
「魅せる」という文言がぴったりな、
立ち居振る舞いや仕草から放たれる
麗しさと力強さがコラボしたお芝居が心を打ちました。

越岡裕貴さんは…
おひさしぶり、待ってたよ、という感じでした。

お姿を拝見するのは
2019年、お正月明けにあった
A.B.C-Zの横アリでのコンサート…にちょこっと出てきた時以来で。
(コンサート終わりですぐにラジオの生放送があって、
前半はゲストで呼ばれたふぉ~ゆ~が回していたんですよね)

この舞台の元になっているであろう映画作品的には
こしおさんの演じる役というのが
わりと破天荒というか、

あ、いつもの感じと違うな…と。
基本的にアイドルが演る役ではねえな、とも。

どういう風に解釈して私たちの前に出してきてくれるんだろう…という
期待値高めで、観劇にのぞみました。

…けしからん役だった。
ヤバいんですよ本当に。
私の求めていた役だった。

越岡さんの違う面がお好きな方は
どう思われるか分からないのですが、
個人的には、演じてほしいと思っていた役柄だった。

基本的にはチャラいんだけど
実は
心の中に灯された正義感があって、
それがストーリーに関わっていくわけですが…。

私が以前から提唱している
「パズー指標」というのがあるのですがw、
(これは別記事でおいおい…天空の城ラピュタに出てくるパズーです)

越岡さんご自身も
駒之助という役のキャラクターも
この指標が高めの方だと個人的に思っているので、

その辺りでいい感じに
合致していたように感じたのですよね。

キャラクターも良かったのですが、
やっぱり「殺陣」の良さ、
は特筆ものです。

こっしーの殺陣めっちゃ好きです。

体型や身体能力が活かされた、
とても見ごたえのあるものでした。
ガタイがいつもの1.5倍大きく見えた。

高くジャンプした時、時が止まったような気がした。

こしお担なら確実に悶えて動けなくなるやつ。
本当にかっこよかった。

あと、

そして
怪我がよくなって、よかった。

観る側もそうだろうけど、
何より
ご本人の持つ自覚としての「動けない」、から
脱することができて、
本当によかったなあと思うのです。

あまり無茶せず負荷をかけず、
メンテナンスしながら
活躍してくれると嬉しいなあ、と
思っています。

これからの人、だからね。

福士さん。
新規な私としては
昨年のえび座あたりからお世話になっています。

うん、お侍さん姿めっちゃ似合うw

顔の系統から
和風というより洋風な気がしていたので(?)、
どうかしら、うまいこと融合するかしら、
などと気を揉んでいたのですが
似合いすぎていた。イケメンなお侍さんでした。

お芝居も殺陣も、
このままテレビや映画の時代劇ものにも出られそうな
自然な溶け込み感があって、

今まで恐縮ながら
福士さんのガチ芝居というものを拝見したことがなかったのですが、
とても実力を感じたし
立ち姿や振る舞いも丁寧できれいで
世間にもっと見つかってもいい存在だよなあと思います。

これから、
もっと見ることができるようになっていくと思うので
今後を楽しみにお待ちしております。

姜暢雄さんのイケメンで冷酷な悪役が
作品の世界に観客が入り込むのにとても重要だなあと感じたり、

ヤンチャで卑怯な悪役が本当にハマり役で
お芝居の安定力が尋常じゃなかった山崎裕太さんのすごさとか、
(カテコで「ライバルは鈴木福くんと寺田心くんです!」ってw)

二時間ドラマ(特に刑事役とか…)でよくお見掛けする
不破万作さんの人間臭さとコミカルさは秀逸だったし、

小川菜摘さん(実はこっそりファンだったのでインスタもフォローしてるし拝見できて嬉しかった…)は
不破さんや他の共演している方との掛け合いも面白くて、
お綺麗だしキュートさもあるし
元気な女将さん役がとても似合っていて、
また何かの作品で拝見したいと思っています。

藩士役の方で
ものすごいお芝居に安定感があって
うまいなあ…と感じる方がいて、
(個人の見解です…他の方がうまくないということではありません…)

調べたら佐藤銀平さんで
劇団…ほうほう…佐藤さん…佐藤Bさ…えええええ!
と、驚きました。

お芝居がちゃんとできる方めっちゃ好きなので、
たぶんまた拝見する機会があるような気がしています。

そういう風に思っていると必ず拝見できる、
のが私あるあるだったりします。

堤下敦さんは…声の通りがよくて、
京さまに何か言われても適切的確に返していける
そのツッコミの手腕が素敵です。

…この作品、有名人出過ぎですよね…堤下さんもだし、
他の方も各々のジャンルですごい方ばかりで
その方たちが一堂に会していたので
なんだかとても贅沢な気持ちになりました…。

合田雅史さんと里見さんが隣に並んだ時には
「水戸黄門…!」と
別作品を引き合いに出しながら感激させていただいたり
(放送を見ていたので…感動しますよね共演しているとね…)

市川知宏さんのような
世間的認知度の高いイケメンさんを拝見できたり

…初めて知る、拝見する、という方もいたのですが
みなさま各々のジャンルでのエキスパートで
その経験を持ち寄ってあの作品に注力してくれたのだろうな、
というのが伝わってきて

役者さんの魅力、胆力、のようなものを
とても感じることができて…

ああ、素敵な舞台を観ることができたな、

今になってじわじわと反芻しています。

舞台で時代劇、どうなんだろうな、
時代劇ってコマ割りカット割りで見せるもの、
というイメージがあったので

正直なところ、
ほんの少しだけ懸念のような、不安のような、
そういうものが心の中にあったのですが
それは、取り越し苦労だったようです。

考えてみれば
あれだけの出演者が揃っていれば
そんな思いを抱く必要はなかったし、
みなさまのお芝居、殺陣、本当に素晴らしかったです。

久しぶりに観劇したので
いろいろ混乱というか
興奮冷めやらぬままの思いをぶつけるように
勢いで書いてしまったので
読みにくさ全開だという自覚はあるのですが、

その感情を呼び起こすくらい
私にとってのインパクトは強かった、ということが
伝われば幸いだなあと感じております…

作品、役者さん、
との出会いを
これからも楽しめたらいいなと思っています。

この記事に辿り着いて
読んでくれた方がもしおられましたら、
ありがとうございました。